【ボクシング】田口良一 日本人初の2団体統一防衛戦に意気込み「勝ちたい」

2018年05月14日 17時47分

 ボクシングのWBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一(31=ワタナベ)が14日、東京・品川区のワタナベジムで、IBF同級6位ヘッキー・ブドラー(29=南アフリカ)との防衛戦(20日、大田区総合体育館)に向けて練習を公開した。

 昨年大みそかにIBFのタイトルを獲得し、WBAと合わせて2本のベルトを持つ田口は今回、日本人では初めて「統一王者」として防衛戦(WBAは8度目、IBFは初)を行う。

 試合まで残り1週間を切り、王者は「勝ちたい」とシンプルに勝利への意欲を口にした上で「面白く、皆さんに楽しんでもらえる試合がしたい」と語った。

 公開練習では軽快なフットワークと力強いパンチを披露。ワタナベジム・渡辺均会長(68)は「日本人初の統一王座防衛戦はやりがいがある。田口のコンディションもいい」と手応えを感じている様子。

 元WBAミニマム級世界王者でもある挑戦者ブドラーは、田口にIBFタイトルを奪われたミラン・メリンド(30=フィリピン)と昨年9月に対戦して判定負けしている。

 渡辺会長から「6ラウンドでKOしてほしい」と要求された田口は「気負わず、自分のペースでボクシングをしたい」と冷静に返答。また対戦相手攻略には「ジャブがキーとなる。相手はうるさい選手だが、自分もうるさく。最後は我慢比べ」と語った。

 ジムの先輩で元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(38)は「この一戦はあくまで通過点」と話す。田口も日本人初の偉業を“通過点”とし、さらなる進化を目指す。