【QUINTET.1旗揚げ戦】創始者・桜庭 次に自信

2018年04月12日 16時30分

石井(右)と握手する桜庭

“IQレスラー”こと桜庭和志(48)が旗揚げした新グラップリングイベント「QUINTET.1」が11日、東京・両国国技館で開催された。試合は4チームによる団体戦&抜き戦のトーナメント形式で行われ、宇野薫(42)率いる「POLARIS DREAM TEAM」が優勝。大会を成功に導いた桜庭は、イベント継続に自信をのぞかせた。
 
 QUINTETは、1チーム5選手が柔道団体戦・抜き試合と同様に「先鋒、次鋒、中堅、副将、大将」の順で出場。勝ち抜きで相手チーム5人を下したチームの勝利となる。引き分けの場合は両者敗退、状況次第では引き分けを狙う戦略も求められる一方で、こう着状態を呼ぶ行為には指導が与えられ、アグレッシブな展開が続いた。

 国内では異例となる大規模なグラップリングに特化した大会となったが「週のど真ん中の平日なのに、こんなにたくさん来てくれてよかった」と桜庭が表情を緩めたように4039人(主催者発表)の観客を集めた。前述のルール採用により各選手がアグレッシブな姿勢を見せてこう着状態も少なく、桜庭率いるHALEO軍はUWFインターのテーマで入場するなど、プロレス格闘技ファンの胸に突き刺さるような演出もあり、最後まで歓声が絶えなかった。

 旗揚げ戦としては大成功と呼べる結果に、桜庭は「(格闘技を)やっている人とかが見に来てくれたのか、分かって見てもらえている感じがしましたよね。関係者からも『次はこういうチームを出したい』とか『ここでやったらどうか』みたいな話を結構言われました。演出面だったり、告知方法だったり、反省点もある。ルールも含めて微調整をしながら、次回大会を開催したい」と力強く約束した。

 一方、選手としての今後については「最近また飲酒量が増え始めている。オファーが来れば控えるので、プロレスでも総合格闘技でもオファーを下さい」と実に「らしい」表現で現役継続の意思を表明。最後は「どこかの悪魔仮面じゃないですけど、オファーが来たらゴネます」と、青森・藤崎町出身の49歳覆面男性を引き合いに出して、しっかりとオチをつけていた。