“IQレスラー”桜庭和志(48)が19日、横浜市内で会見し、自身が立ち上げるグラップリングの新イベント「QUINTET.1」(4月11日、東京・両国国技館)に、UFCなどで活躍した小見川道大(42)が参戦すると発表した。

 同イベントは5人1チームが勝ち抜き形式で争う団体戦で、4チームがトーナメントに参加する。小見川は同じ柔道出身の石井慧(31)の推薦でオファーが届き、出場を受諾。石井率いる「JUDO Dream Team」に入ることになった。

「小さいころから柔道をやってきて、そこから総合格闘技をやり、シュートボクシングとかいろいろな格闘技をやってきた。グラップリングだけでは挑戦したことがなく、素晴らしいメンバーばかりでやりたいと思った」と参戦に至った経緯を説明した。

「JUDO Dream Team」はトーナメント1回戦で、桜庭のほかジョシュ・バーネット(40)や所英男(40)がいる「HALEO Dream Team」と対戦する。小見川は先鋒での出場を希望すると「桜庭さんと試合ができるように、気合を入れてやりたいと思います。何人勝ち抜きたいかって? もちろん5人抜きです! できればいいなって」と宣戦布告した。

 すると桜庭は「柔道が強くて瞬発力もある。強そうで怖いなと。あと顔も怖い」と印象を語ると「ボクは補欠です。だから横で(HALEOのチームメートに)『頑張れ〜』って声を出します」とノラリクラリの“桜庭節”でかわしつつ、決戦を心待ちにした。