石井慧 2013年は柔道との二刀流

2013年01月06日 16時00分

 ケージの鬼になる。石井慧(I DASH RHINO)がIGFに金網導入を緊急提案した。


 大みそか「INOKI BOM―BA―YE 2012」(東京・両国国技館)で元UFC世界ヘビー級王者ティム・シルビア(米国)を撃破し、2年ぶりの勝利を挙げた石井は2日に今年の展望を告白。IGFが総合格闘技ルールを継続することを前提に「年に3~4回出たい。次は2~3月にできれば」と定期参戦を視野に入れた。


 ただ、じっくりと腰を据えるための改善点も口にする。それがリングから金網への変更だ。「IGF金網マッチとかね。ボク、壁際になると生き生きしますからね。リングになると借りてきた猫になる」(石井)。将来的に参戦を目指すUFCはオクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形マットを使用する。石井は通常練習でも金網内でスパーリングをこなしており、少しでも実戦を重ねたいという思いが強い。プロレスでも金網デスマッチは有名で決して縁のない話でもない。「プロレスもケージでやったら面白い。金網電撃マッチとかね」と石井の破天荒な頭脳はフル回転だ。


 昨年7月に米国のグリーンカード(外国人永住権)を取得した石井は、2016年のリオデジャネイロ五輪に米国代表として出場する方針。4月の全米体重別選手権(12~13日)にエントリーし、二刀流で頂点を狙う。

 

「プロとアマチュアの垣根を崩せるのはボクしかいない」。格闘界の異端児が最高のスタートを切った2013年、大暴れしそうだ。