【ネバダ州ラスベガス4日(日本時間5日)発】総合格闘技大会「UFC209」が開催され、UFCヘビー級3位のアリスター・オーフレイム(36=オランダ)が3R1分44秒、同8位のマーク・ハント(42=ニュージーランド)をKOで撃破した。

 開始早々、オーフレイムのローキックを受けたハントが右すねから出血。それでもハントは蹴りを出し続けたが、徐々にオーフレイムがペースを握った。そして3R、オーフレイムがハントを金網に押し込んでから左ヒジ、右ヒザ蹴りとつなげて鮮やかなKO勝利を飾った。

 いずれも元K―1王者で、PRIDEでも人気を集めたファイター同士が約8年8か月ぶりに激突。2008年7月「DREAM5」の初対決に続いて2連勝を決めたオーフレイムは「ハントはタフだった。俺にはまだやることがある」と、昨年9月以来となるUFC世界ヘビー級王座挑戦に闘志を見せていた。