女子プロレス「シードリング」の後楽園ホール大会が26日に行われ、総合格闘技(MMA)初参戦が決まった世志琥(23)が必勝の十字架を背負った。

 デビュー6周年記念試合のタッグ戦では美少女戦士・Sareee(20)と激しい攻防を展開。リングアウトによるドロー裁定が下っても、場外で一斗缶でぶっ叩くと、まるでMMAを意識したかのような馬乗り攻撃まで繰り出した。

 試合後、韓国のMMAイベント「ROAD FC36」(2月11日、ソウル市チャンチュン体育館)でチュン・サン・ヨー(韓国)との試合が決定したことについて「プロレスラーが強いんだって証明したい。怖いとかないし、必ず勝って日本に帰ってくるんで」と強い決意。2月16日の後楽園大会で「世界一危険な格闘技」ラウェイに再出場する高橋奈七永(38)からも「結果を出してこい!」とエールを送られた。