WWEのブロック・レスナー(39=米国)がマーク・ハント(42=ニュージーランド)に判定勝ちした7月の総合格闘技「UFC200」のドーピング検査で陽性反応を示したため、ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)から1年間の出場停止(来年7月まで)と罰金25万ドル(約3000万円)を科せられたと15日(日本時間16日)、複数の米メディアが報じた。試合結果もレスナーの勝利から「ノーコンテスト」に変更となった。レスナー側とも合意したという。

 2回の検査で「ヒドロキシ・クロミフェン」の陽性反応が出たが、レスナー側は「足のクリームに含まれていたことを知らなかった」と主張していた。また、NSACの処分は、プロレスラーがライセンスを必要とする州ではプロレスの試合にも適用されるという。