未来をつくるのは俺たちだ。立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)の前日会見が行われ、両団体の未来のエース対決に臨むRISEの風音(23)とK―1の黒田斗真(21)が闘志をムキ出しにした。

 風音と黒田はともに、両団体で昨年開催された53キロ級の国内トーナメントで優勝。20代前半と両団体の未来を背負う〝ポスト武尊VSポスト神童〟とも言える。言い換えれば潰しあいとなるが、風音は「ここまでは〝チームRISE〟として作ってきたんですけど、ここからは僕個人の強さを見せる戦いなので、しっかり勝って証明します。いつも通りやって、風音を知らない人にわからせてやろうかなという気持ちが出てきたと思います」と必勝を期した。

 対する黒田も「53キロ、K―1が一番強いというのを僕が証明します」と闘争心をみなぎらせる。勝てば文句なしの国内最強の53キロとなるが、最後に立っているのはどっちだ。

 また、那須川天心の弟で風音とTEPPEN GYMで同門となる那須川龍心は、オープニングファイトでの大久保琉唯戦に向け「明日はTHE MATCHという大きい舞台なので、最高に楽しんで勝とうと思っているんで、応援よろしくお願いします」と、兄に劣らぬ強心臓ぶりを見せた。