世紀のイベントで血の雨が降る? 立ち技のメガイベント「THE MATCH 2022」(6月19日、東京ドーム)でK―1の芦澤竜誠と対戦するRISEのYA―MAN(25)が、ブチギレながら「東スポWeb」の直撃に応じた。

 オープンフィンガーグローブ(OFG)での立ち技戦を得意とする〝路上王〟YA―MANと、K―1きっての問題児・芦澤の初顔合わせは22日のカード発表会見だった。

 もちろん、この2人がそろって事件が起きないはずもなく、芦澤の挑発に応じる形でYA―MANが水をぶっかけようとする事態に。なおも続ける芦澤の挑発を受けたYA―MANが殴り掛かり、止めに入ったスタッフと、もみくちゃになる間に後頭部から流血した。

 その後、YA―MANは「最初は、天心と武尊のメインに向けて頑張って盛り上げようかなと思ったんですけど、もうどうでもよくなったっすよ。アイツ、マジでブチ倒します。それしかない。あいつさえボコボコにできればいい。それだけです」。実際には、さらに物騒な言葉も飛び出して制裁を宣言した。

 そして「打ち合いにすらならないから。速攻? それはそうでしょ。あー…でも、3回ダウン取ってKO勝ちですかね。だってアイツ、打たれ弱いじゃないですか。打たれ弱いヤツって、効く前に倒れちゃうんで、逆に立ち上がれるんで。でも、立ち上がってくるたびに倒してやるよ」と圧勝を予告した。

 不穏な雰囲気しかしないこの一戦は、芦澤の提案もあってOFG戦で行われることになった。YA―MANは「あいつは中学生のころからジュニアでやってる格闘技エリートなんですよ。小さいころからグローブでしか試合をしたことがない〝おぼっちゃま君〟。素手に近いグローブでやってる自分と比べたら相手にならないでしょ」。頂上決戦を前に、満員の東京ドームを凍り付かせるケンカが繰り広げられることになりそうだ。

 最後にブチギレた理由を問うと「アイツ、俺がしゃべってる時に横から入ってきたじゃないですか。そこにまずムカつきますし。『弱い』とか言ってきやがって。弱いのはお前だろうが…。弱いヤツがいきがってるのって、マジでムカつくんですよ」と目をギラつかせた。