青木真也が〝那須川天心有利〟分析を軌道修正「ファンの声援が武尊を押すんじゃないか」

2022年04月08日 05時15分

会見に登場した那須川天心(左)と武尊(東スポWeb)
会見に登場した那須川天心(左)と武尊(東スポWeb)

【那須川天心VS武尊 運命の邂逅】世紀の一戦に異変あり?〝キック界の神童〟こと那須川天心(23)とK―1のエース・武尊(30)が6月19日に東京ドームで激突する大会のタイトルは「THE MATCH 2022」に決定した。他にもチケットの最高額が300万円になるなど大会の詳細が決まり決戦の機運が高まる中、〝バカサバイバー〟青木真也(38)が黙っているはずもなく毒ガス分析を敢行。当初から「那須川有利」を唱えてきたが、ここにきてまさかの…。

 那須川と武尊は7日の大会概要発表会見に出席した。大会名のほか、フジテレビでの生放送やリングサイドの最前列が日本格闘技史上最高額の300万円になることが決定。ルール面でも前日58キロ、当日62キロの契約体重と「ワンキャッチ・ワンアタック」に加え、3分3ラウンド(R)プラス延長1Rで行われることが正式に発表された。

 両雄は当然、必勝を誓う。武尊が「格闘家として生きた証明になると思う。今までやってきたことすべてを背負って試合をしようと思っている」と意気込めば、那須川も「僕が必ず勝つ。僕の人生の中でも一番大きいことだと思うし、何が何でも勝ちます」と返した。

 この会見に即時反応したのが自称「ナスガワ(那須川)研究家」で「武尊ウオッチャー」の青木だ。対戦が決定した当初、技術面などから那須川の有利としていたが、この日になって「磁場が狂い出している! 確かに当初は那須川が圧倒的有利だと思ったけど、ここに来て異変ありだ」と見事に手のひらを返した。

 長年、両者を見続けてきたバカサバイバーは「簡単に言うと、ここにきて『ストレスの那須川VSイケイケの武尊』っていう構図になってるんだよ」と声をしゃがれさせた上でこう続ける。

「那須川はここ1~2年、自分との戦いが続いてるんだよ。試合をするにしても『対戦相手のイメージをつくり上げて、試合までのストーリーを組み立てて、その上で戦う』って作業を全部自分でやってるんだ。この間の風音戦(2日)なんてまさに…。スケールは違えど俺もそれをやってる自負があるから、その苦しさを共感できる。そのストレスがピークに来てるように見えるんだよね。一方で武尊は今、相手(那須川)に向かうのが全てって感じじゃん。何かを勝ち取ろうともがいている。守らないで攻めてるんだよね」

 受けて立つより挑むほうが精神的に有利なのは、格闘技の定石だ。さらに「この2人の立ち位置の変化が影響して『中立のリング』だったはずが、武尊のホームになり始めている気がする。どうしても、挑戦する側のほうが応援されるから。このままいくと、当日はファンの声援が武尊を押すんじゃないか」と指摘した。

 最後には判定2―0で辛勝した、風音戦での那須川の異変にも言及。「距離感が若干変わってるように見えたんだよね。キックじゃなくて(転向を見据えて練習している)ボクシングの距離になってるんじゃないか。うーん…。やっぱり武尊有利だなあ」と思案した。

 格闘界きっての理論派でも頭を抱える至高の一戦。全く先は読めないが、最後に笑うのは――。

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