人気ユーチューバーのシバター(36)が26日にシンガポールで開催された格闘技イベント「ONE X」の「青木真也×秋山成勲」戦への熱い思いを語った。

 シバターは29日未明にタイトル「朝倉兄弟しか知らない格闘技ファンに伝えたい。青木VS秋山が凄すぎた件」で動画を配信。試合は青木ペースで進んだが、2ラウンド目に秋山が効果的なパンチを当て、逆転勝ちした。

 開口一番「いやあ、凄かった。人間ドラマというか、勝った方、負けた方、ともに感情が爆発していて、失うものも大きかったし。格闘家としての人生が問われていた試合だったし、双方の存在をぶつけるような試合だった。観ててめちゃくちゃ面白かった。交わることのない2人がついに交わった」と大絶賛し、青木、秋山の背景を丁寧に説明しながら試合を解説。

「言うなら、愛される問題児の青木、すごく嫌われていた秋山。この2人が結局、最後まで総合格闘技をやっている。年をとっても続けている。これめちゃくちゃ熱くないですか? 最後の最後まで格闘技しかなかった、格闘技を愛していたのはこの2人なんですよ! これは熱い、本当に熱いんだよ! 実現することのなかった忘れ物(を取り返したような気持ち)」とシバター。

 最後は青木が引退を示唆するようなコメントを残したことに触れ、リスペクトを示すために「あえて言わせてもらいます」と前置きし「青木さん、もう、総合格闘技おやめになったほうがいいのではないですか? 答え合わせを秋山戦でしたのではないですか? いまの青木さんならシバターでも勝てます。もう、総合格闘技はおやめになったほうがいいのでは?」といつもの煽り節。だが「とはいえ、ものすごい試合でした。久しぶりに格闘技で本当に感動させてもらいました」と純粋な気持ちを吐露した。