立ち技格闘技「RISE」の年間最大興行「ELDORADO 2022」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で秀樹(30)と対戦する白鳥大珠(26)が練習を公開した。

 この日はシャドーとミット打ちで軽快な動きを披露。「一番いい状態ですね。珍しくこの時期に練習が楽しいなって感じる。今までにない感覚です」と好調をアピールした。

 前日20日に行われた格闘技イベント「RIZIN.34」(丸善インテックアリーナ大阪)では、皇治に判定0―2で敗れた梅野源治がジャッジに不満を爆発させたことが話題となったばかり。2人と対戦経験のある白鳥は「予想としては皇治選手判定で勝つだろうなと思っていて。試合終わった選手にあれこれ言うのは嫌なんですけど、言い訳は聞きたくないなって思いましたね。試合どうこうはドローくらいかなとは思ってたんですけど」と、梅野に苦言を呈した。

 白鳥は試合を見た上で「ムエタイだったら梅野選手の勝ちかなと思ってます。結構ミドルも蹴って、最後もミドル蹴って流した部分もあったので。それで勝ったと思ってると思うんですけど」と説明。それでもジャッジに難癖をつけた梅野の姿勢に対しては疑問を呈し「試合後のインタビューであれこれ審判が下した判定にぐちぐち言ってたので。(2019年6月のRISE61キロ級トーナメントで)僕と決勝やった時と一緒だなって思って。僕との試合後もツイッターでムエタイだったらどうこう言い訳してたんですよ。あの時から変わってないなって」と断罪した。

 また3Rには左フックで梅野が倒れたシーンもあり「あれダウンでいいんじゃないですか? ダメージどうこうは分からないですけど、蹴ったあとにバランス崩して倒れたとかじゃなくて、ガードの裏に入ってたと思うんですよ。あれダウン取って全然いいと思いましたね」と分析。当該シーンがダウンとなっていた場合は皇治の勝利は揺るがないものとなるため「そこはもう潔く認めたほうがいいんじゃないかなと思いましたけど。ジャッジが下した判定なんで、いま文句言ってもしょうがないんで。次で立証して欲しいですね」と語っていた。