元プロ野球選手VS元Jリーガーが実現する。立ち技打撃格闘技イベント「RISE」は14日、「FIGHT CLUB」(2月16日、東京・新宿フェイス)でプロ野球西武の元投手・相内誠(27)が、元Jリーガーの安彦考真(43)と対戦すると発表した。

 2020年11月にプロ野球を引退した相内は格闘家に転向。昨年2月のRISEでデビューし、11月の2戦目で待望の初勝利を上げた。 

 一方の安彦は39歳となった17年夏にプロサッカー選手への挑戦を決め、40歳の18年3月に「年俸10円」でJ2水戸に入団。19、20年は「年俸120円」でJ3のYSCC横浜に所属し、引退後は格闘家の道を選んだ。アマチュア大会では3戦3勝の成績を残している。

 格闘家転向3戦目となる相内は「対戦相手は…名前忘れちゃったんだけど元サッカーの人。正直、サッカーでしょ?という感じなんで、サクっとやっつけちゃいます」と余裕の表情を浮かべるや、その後も「このカードを聞いて? 練習しなくて大丈夫だなと思いました。この1年はどう過ごしたか? 毎日、六本木で飲んでいます」と相手を食ったような発言に終始した。 

 さらに「おっちゃんファイター、頑張ってください。1ラウンド(R)で終わると思うんですけど、そのことが大丈夫かな?と感じです」と挑発的なメッセージを投げつけた。

 一方の安彦は相内に付き合わず「RISEでデビューされた時に見ていて、いずれこういう方と一戦交えたいと思っていたので、対戦できる喜びは強い。練習しなくて勝てると言われてしまったので、それもリングの上でしか証明できないと思う。全力で生き様を出したい。思いきり魂を込めて戦いたい」ときっぱり。注目の一戦になりそうだ。