大相撲の元幕内貴源治で格闘家に転向した貴賢神が、リングネームの由来を明かした。自身のインスタライブで視聴者からの質問に回答する形で「貴乃花親方の『貴』を継いだ弟子(貴源治)として、誇りがあるから。自分の本名が『賢(さとし)』。『神』はいつも参拝している神社があって、神様に見守っていただけるように使わせてもらった」と説明した。

 一方で、双子の兄・スダリオ剛(元十両貴ノ富士)にならって「スダリオ」を使うことには「兄貴に〝使うな〟と言われていたのもあって。もともと、オレが兄貴のまねをしている思われるのが嫌でもあって」と最初から考えになかったことを明かした。

 貴賢神は昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)のリングに上がって参戦を表明。デビュー時期については「まだ断言はできないかな。その時期が来たら報告します」と話すに留めたが、ファンからの応援のメッセージに「任せてください。日本人のヘビー級の中でオレが一番ポテンシャル高いと思っているんで。楽しみにしてください」「(RIZINでの目標は)敵なしの状態でいたい。チャンピオンは最低条件」と意気込んでいた。