〝バカサバイバー〟青木真也(38)がまたやらかした。生放送で秋山成勲(46)に爆弾を投下だ。

 格闘技イベント「Road to ONE」の第5弾が5日、渋谷O―Eastで行われ、青木はセミのグラップリング戦でキャプテン☆アフリカと対戦した。試合は序盤から上になりマウントポジションを奪うなど優位に進め、足関節技を狙う一幕もあったが決め切れず。10分1ラウンド判定なしの規定により引き分けになると、青木はケージの中央で仰向けになり「クソ!」と悔しそうに吐き捨てた。

 そしてバカサバイバーは試合後にエンジンを切るどころかギアを上げる選択を取った。マイクを持つと「9月6日に俺に(試合の)オファーが届きました」とすると、今大会をプロデュースしABEMA TVの生放送で解説を行っていた秋山成勲を指さし「お前! なんで断ったんだよ! 嘘つくんじゃねえよ! 何とか言えよ!」とまくしたてたのだ。ONEチャンピオンシップから「青木VS秋山」のオファーが両者に送られたものの、秋山が断ったために流れたことにお怒り…ということのようだ。

 事情はどうあれ年長者を年長者とも思わない青木の態度に秋山は、怒りを押し殺しながら「断った理由は私が筋肉を断裂してしまったから」とした上でドクターストップがかかったと説明。その後「苦渋の選択でした…」とする秋山に「きれいごと言ってんじゃねえ。『2か月』あるんだから本気でやる気あるならやってみろよ」と青木がブチギレたところを見ると、2か月後の12月5日に行われる10周年記念ビッグマッチ「ONE X」での対戦のオファーだったものと想像される。

 その後、秋山から「やるつもりだよ。待ってろよ」と言われた青木は「ハッキリ言ってやるよ、おまえにそんな時間はないんだよ」と吐き捨てその場を去っていった。一方の秋山は「私が断ったのは申し訳ない」としつつ、「年長者に対して『てめえ』だのなんだの失礼な言葉を言うのはどうなのか。待ってろ、と。彼は10年近くやろうやろうと言っているので。変なストーカーにくっつかれたのでそのストーカーを退治するだけ。時間はもうすぐじゃないですか」と不快感をあらわにした。

 これまで何度も機運が高まりつつもニアミスが続くこの一戦。両者が向き合う日は本当に来るだろうか。