立ち技打撃格闘技「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量が行われ、「DEAD OR ALIVE 2021 53キロトーナメント」に出場する志朗(28)が優勝を誓った。

 志朗は準決勝で大崎孔稀と対戦。しかし最初の計量で自らは52・95キロでクリアしたものの、対する大崎が56・2キロと3キロを超えるオーバー。伊藤隆代表は「非常に残念です。どんな理由があるにせよ、同情の余地がない。この日のために準備してきた選手に申し訳ない」と厳しい言葉を送った。

 志朗は「55キロから53キロに階級を下げて、プロとして最低限の仕事ができたと思います」とコメント。さらに「(大崎と)戦いたかったですけど…。言い方悪いですけど、このトーナメントは呪われているなあと思います。何が起こるか分からないので、しっかり今回は55キロの時よりも強い志朗を見せるので。明日は優勝するのでよろしくお願いします」と気を引き締めつつ、優勝を誓うと、賞金(500万円)の使い道を問われ「優勝してパンとかピザとか太いものを食べたいです」と拳を握っていた。

 なお志朗の対戦相手などについては、大崎の再計量の結果を受けて協議が行われる。