UFC移籍のミルコ IGF王座剥奪

2015年01月24日 16時00分

 IGFが23日、会見を開き米UFCに電撃復帰したIGF王者のミルコ・クロコップ(40=クロアチア)に対しベルト返上を通告。新王者決定トーナメントの開催を発表した。

 

 会見に臨んだIGFの宇田川強イベント・ディレクター(ED)は「現状、ミルコとは調整できていない」と前置きし「ベルト返上を伝え、同意してもらう流れになると思う。1月中には解決したい」との見解を示した。UFCは契約選手の他団体出場を基本的に禁じており、事実上の“王座剥奪”と言える。

 

 空位の王座については、4月11日両国大会と8月29日両国大会でIGFルール(総合格闘技戦)による「新王者決定トーナメント」を開催する予定だ。宇田川EDは「10選手以上の海外選手に、日本人選手を加え16人以上の規模にしたい」と青写真を描いている。

 

 すでに米国、ロシア、オランダ、クロアチア、中国など10か国以上から選手が名乗り出ているという。また、元UFC世界ランカーの強豪チアゴ・シウバ(32=ブラジル)から売り込みが来ているそうだが「若い選手の発掘という意味では少し違う。目玉として参戦する可能性もあるが…」(宇田川ED)。

 

 前王者の石井慧(28)の参加についても「本人のコンディションなどが合致すれば」と話すにとどめた。

 

 宇田川EDはミルコ離脱を「転換期とポジティブに捉えている」と語ったが、しばらくIGFマットに王者が不在となることは確実となった。