<新生K-1>卜部弘嵩&功也が史上最大の兄弟ゲンカ!

2015年01月19日 16時00分

K―1史上初の兄弟決勝戦は、弟・功也(左)が兄・弘高を撃破して優勝

 K―1史上初の兄弟対決が実現した。

 

 18日、新生K―1第2弾大会「K―1 WORLD GP」(東京・代々木第二体育館)で60キロ級初代王者決定トーナメントが行われ、決勝戦では兄・卜部弘嵩(25)と弟・卜部功也(24)が激突。“史上最大の兄弟ゲンカ”を制した弟が初代王者に上り詰めた。

 

 非情に徹した。ほぼノーダメージで決勝に進んだ功也に対し、準決勝では延長までもつれ込んだ弘嵩。兄の右足にダメージが蓄積されていたのは明らかだった。功也はその足にちゅうちょなく左ローを連発。弘嵩はパンチを中心に反撃を試みるが、KO負けを逃れるのが精一杯だった。

 

 ほぼ完璧な内容で兄から初勝利した功也は「正直『早く終わらせたい』と思ったが、兄の意地を感じた」と複雑な表情。さらには「兄とは万全の状態でやりたかった」とベルトを手にしても笑顔はなかった。

 

 一方の兄・弘嵩は「功也のスキを狙ったが、兄弟だからか、全部ばれててうまくいかなかった…」と淡々と振り返り「弟だからこそ悔しいっす。でも戦えてよかった」と語った。

 

 前田憲作プロデューサー(46)は「心が痛かった。でも、世界に誇れる兄弟対決だったと思う」と総括。再戦については「どうなんですかね…」と言葉を濁したものの、功也には早くも欧州の立ち技系イベントから「K―1チャンプとして上がってほしい」とオファーが来ているという。防衛戦の相手は「弘嵩が苦戦した(ハビベル)エルナンデスを軸に、外国人選手を当てたい」(前田P)と早くも今後の防衛プランを明かした。