立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見が24日、東京都内で行われ、原口健飛(23)がタップロン・ハーデスワークアウトジム(タイ)と対戦することが決定した。

 原口は昨年1月にライト級王座を獲得し、10月には63キロトーナメントを制するなどRISEきっての実力者。今年3月には白鳥大珠とのライバル対決に、2度のダウンを奪って完勝してみせた。

 本来、対戦するはずだったペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)が新型コロナウイルス禍で来日できず。シュートボクシングやRISEで活躍し、芸人ファイターのブラック〝パンサー〟ベイノアにも勝利したことがあるタップロンとの代替カードとなった。

 しかし原口は「もともと好きだった選手。ベイノア選手に勝った時は震えた。仮想ペットパノムルン(タイ)に向けていい相手」と対戦を熱望する相手への試金石と位置付けた。

 そしてキックボクシングでの試合が残り少なくなった〝キック界の神童〟那須川天心を意識し「自分も〝次期那須川天心〟としてやっていくつもり。やっぱ原口強いなと思ってもらえるような試合ができればいい」とポスト神童を誓った。