人気ユーチューバーのシバター(35)が大放言だ。7月4日に「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で生配信される格闘技イベント「Breaking Down」への出場が決まり、本紙が緊急直撃。さっそく大会のスペシャルアドバイザーを務め、かねて因縁のある〝最強兄弟の兄〟朝倉未来(28)をぶった斬った。

 ――未来がスペシャルアドバイザーを務める「Breaking Down」のカードに名を連ねた

 シバター 俺もよく分かんない。なんか未来君が「出て」とは言ってて「なんだったらシバターさんの空いてる日に開催する」くらいのことは言ってたけど。俺、出るのかな? 相手とか決まってるのかな?

 ――その未来は6月13日のRIZIN東京ドーム大会でクレベル・コイケ(31=ブラジル)に三角絞めで落とされ一本負け。復活はなると思うか

 シバター どうですかね。(未来は)ユーチューブが忙しいから。(UFC代表の)ダナ・ホワイトも(UFC元2階級制覇王者)コナー・マクレガーが負けた時に言ってたけど、結局、お金を持って成功しちゃったら、守るものもあるしハングリー精神も失われちゃうから。昔のギラギラした未来君にはどうやったって戻れない。結局お金も死ぬほど儲かってるわけだし。「Breaking Down」だ、アパレルだっていろんな事業もやっているわけで。

 ――手厳しい

 シバター あとはお金をいっぱい持ってるんだから、自分の練習環境とかをいかに充実したものに変えて意識高くやっていくかっていうところなんだけど、どうなんですかね。弟の海君のほうがまだ悔しい敗戦を味わっているので伸びしろがあるというか可能性を感じるけど、未来君は正直どうなんだろうなあって感じですね。

【1分間最強の男を決めるアマ格闘技イベント】シバターが出場する「Breaking Down」とは「1分間最強の男を決める」のフレーズで行われるアマチュア格闘技イベントだ。未来がスペシャルアドバイザーを務め、弟の海もアドバイザーに名を連ねる。

 コンセプト通り、試合は総合格闘技ルールの1分1ラウンド(R)で行われ、判定で決着がつかない場合は30秒間の延長Rを行う。旗揚げ戦は当初5月9日に行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて一度延期され、7月4日の開催となった。

 旗揚げ戦でシバターは、ロシア軍隊格闘技「システマ」を武器にするお笑い芸人、みなみかわ(38)と対戦する。昨年大みそかのRIZINではキックボクサーのHIROYA(29)に一本勝ちしており、今回も注目を集めそうだ。

☆プロフィル=別名「RIZIN無敗の男」。1985年10月18日生まれ。神奈川県出身。学生時代に「PRIDE」を見て格闘技にはまり、19歳の時にパンクラス横浜の門を叩き、プロのリングに上がる。ユーチューバーデビューは2013年。動機は「ユーチューブが収益を一般に公開したことでチャンスがある」と嗅覚が働いたことがきっかけ。チャンネル「プロレスリングシバター」は登録者数121万人を誇る。