立ち技打撃格闘技「RISE」が16日に無観客で行う「RISE on ABEMA」での、RISE QUEENミニフライ級タイトルマッチで、挑戦者・AKARI(17)を迎え撃つ王者・寺山日葵(20)が練習を公開。弟・遼冴(17)とのマススパーリングで汗を流した。

 マススパーにオープンフィンガーグローブで臨んだ寺山は、ダウンを奪い〝パウンド〟に移行するシーンも見せたがこれはご愛敬。仕上がりに関しては「追い込み最終日で疲労は残っているが、調子はいい」と充実の表情で語った。

〝美脚炸裂シンデレラ〟の異名をとるAKARIについて「足が長くて攻撃に必ず蹴りが入るのでやりづらそう。強さの成長具合も感じる」と警戒しつつ「テーマは圧倒的に勝つこと。積極的に前に出てくると思うので、自分の距離感で戦えれば」と自信を見せた。

 また挑戦者からSNS上で「ボコボコにする」「RISE QUEENの器じゃない」などと挑発されている件にも「盛り上げ方の一つとしていい。自分にもプレッシャーがかかると思うので、若さと勢いがあるなって」と余裕のコメント。

 王座防衛戦が無観客試合となり「生で見てもらえない切なさ、悲しさはあるが、画面から伝わるぐらい熱い試合をして、緊急事態宣言で生きづらい世の中にちょっとでも元気を与えられたら」と最後に力を込めた。