【DEEP】さくら 「生観戦」でMMA転向を決断したJKファイター

2020年03月12日 16時35分

さくらは初々しい表情で拳を突き出した

【リングを彩る魅惑の女子ファイター】女子格闘技界の次世代を担うJKファイターとして注目を集めているのが、さくら(17)だ。愛知県出身で、現在は横浜市内の学校に通う高校2年生は、昨年12月15日に総合格闘技(MMA)イベント「DEEP」でプロデビュー。國保小枝に1R3分17秒、腕十字で一本勝ちした。数々のアマチュア柔術大会で優勝した実績にたがわぬ実力をMMAでも発揮するや、2月にも永尾音波を圧倒。判定勝利を収め、デビュー2連勝を飾った。

 格闘技のキャリアは柔道からスタートした。父・森徹夫さん(43)の勧めで小学1年の時に始め、すぐに没頭。同時に寝技強化のため柔術ジム「アクシス横浜」に通うようになった。中学3年からは柔術に専念したが、その理由を「柔道で結果が出なかったのもありますし。あと(柔術は)外国人が7割くらいで、いろんな言葉が飛び交って和気あいあいとしていて楽しかったので」と振り返る。

 もともと「痛そうだから嫌いだった」というMMAに興味を持ったのは昨年6月9日の「DEEP JEWELS」がきっかけだ。アマチュアグラップリングの試合に出場した後、観客として初めてMMAの試合を生観戦した。「リングが光り輝いて見えたんです。歓声だったり、会場だったり、選手が戦ってる姿だったり、全部が」。その後、DEEP関係者からの誘いもあり「少し迷ったけど、ノリで」とMMA転向に至った。

 今後の目標を「まず高校を3年で卒業すること。あとは在学中にDEEPのアトム級でベルトを取ること」と、前澤智(32)が持つ王座に照準を合わせる。さらにJKファイターの先輩でもある浅倉カンナ(22)については「いつかは超えたい。超えなきゃいけないと思う」と言葉に力を込めた。サスペンス映画観賞と食べ歩きを趣味にする17歳は、計り知れない伸びしろを秘めている。