テコンドー協会会長退任・金原昇氏が主張 「俺をクズと呼んだ薬丸裕英は許さない」

2019年12月27日 17時00分

自身を中傷したタレントに今でも怒りが収まらない金原前会長

 この男はただでは終わらない。強化方針を巡ってトップ選手との対立が続いていた日本テコンドー協会の正会員総会(26日)で新理事11人が承認され、新会長に日本卓球協会の名誉副会長を務める木村興治氏(79)が就任した。これをもって長年トップに君臨した金原昇氏(65)は会長退任となったが、本紙の取材に自身を中傷した憎きタレントを地の果てまで追いかける覚悟を語った。

 騒動はようやく一件落着。金原氏の側近と言われた主流派、岡本依子前副会長(48)、高橋美穂前理事(45)らの“反金原派”が全員退任し、新体制が発足。来年の東京五輪へ向けて新たな一歩を踏み出した。

 正式に会長職を退いた金原氏は「すがすがしい。肩の力が抜けたという心境」と笑顔。リーダーとしての自身を「0点です」と評し、周囲からバッシングを受けた要因については「私の頭が固かったから」と話したが、プライドにドロを塗られた恨みは決して忘れていないという。

 ターゲットはタレントの薬丸裕英(53)だ。フジテレビ系の情報バラエティー番組「バイキング」で、テコンドー協会の騒動が取り上げられた際、薬丸から「クズ」呼ばわりされた一件。この発言に金原氏が「本当に品がない」とブチ切れたことは本紙が既報したが、退任が決まった今でも怒りが収まらない。

 前会長は本紙に「まだ謝罪がない」と語り、思いの丈をぶちまける。「俺は彼(薬丸)をずっと追いかけるよ。顔はニコニコ笑っていても、これだけは許せない。内部を何も知らない人間が『クズの集まり』って…。コノヤローって思うのは当然です」

 この「クズ」発言は、10月の協会理事会で高橋理事が過呼吸で救急搬送された際に「俺も倒れようかな」と言い放った金原氏に向けられたもの。どっちもどっちの感が否めないが、金原氏は同番組からオファーがあった際は「薬丸をスタジオに呼ぶ」という条件を付けるという。「彼は木曜日だよね。別の曜日でも、彼が来るなら俺は行く」と一歩も引かない。

 とはいえ、本人から謝罪があれば“ノーサイド”だという。「直接じゃなくてもいい。カメラに向かって『ごめんなさい』って言ってくれれば、おしまい。そしたら拍手してエールを送りますよ。それまでは追いかけ続けますよ」

 いまだリアクションのない薬丸。果たしてどう出るか?