【BELLATOR】浅倉カンナ 破局騒動吹っ切れ戦う乙女モードに

2019年12月19日 16時30分

浅倉は扇久保博正(右)と「KO」の人文字を作った

「越える」2020年へ――。格闘技イベント「ベラトールMMA ジャパン」(29日、さいたまスーパーアリーナ)で、ジェイミー・ヒンショー(30=米国)と対戦する浅倉カンナ(22)に力がみなぎっている。昨年大みそかの敗戦を機に低迷が続いたが、あの“破局騒動”を乗り越えたことで一念発起。トップ戦線返り咲きを目指す。

 今年の「漢字」を問われた浅倉は「格闘技漬けの一年だった。あっという間だったし、悔しい思いもした」と、今年の「感じ」を答えるという天然ぶり。仕切り直して出した答えは「耐」の字だった。その心を「(6月に山本)美憂さんに負けた時もほんとに悔しかったんで、それを耐えて乗り越えてきた」と説明した。

 2017、18年は破竹の快進撃を続けた。RIZINとDEEP JEWELSのリングで築いた連勝は8。特に17年の大みそかと、昨年7月にシュートボクシングの絶対女王ことRENAに連勝したことで一躍スターダムにのし上がった。

 ところが昨年大みそか、RIZIN女子スーパーアトム級王座をかけた一戦で浜崎朱加に敗れて歯車が狂った。直近4戦の成績は2勝2敗だ。それでも「負けがトントンってくることが今までなかったんで、その分迷いました。何かが違うのかなって。でも今はそれを乗り越えて、結果ここまでこられてるんで、マイナスではない」とポジティブにとらえている。

 前を向く別の理由もある。11月30日には自身のツイッターに「天心とはそれぞれ頑張っていくことにしました」とつづり、交際していた“キック界の神童”那須川天心(21)との破局を公表。18日の公開練習では「いろいろあったんですけど、メンタル部分では最強かな」と完全に吹っ切れた様子で「そこを乗り越えて今回試合に出るんで、もう大丈夫」と笑顔を見せた。

 また来年に向けては「この階級でもう一回、上に上がっていきたい。でもまだ『チャンピオンまでたどり着きます』って堂々と言える立場じゃないんで、まずはしっかり今回勝ちたい」ときっぱり。「今年は『耐える』だったんで(来年は)『越える』になればいいな」。敗戦の悔しさもオトコも乗り越えた乙女が、再び旋風を巻き起こす。

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