【ベラトール】ヒョードル日本ラストマッチは「美しい最後」お見せします

2019年10月10日 16時30分

ジャクソンの隣でヒョードル(左)も表情を緩めた

“氷の皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードル(43=ロシア)が9日、日本ラストマッチに臨む心境を語った。12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催される米国の格闘技団体「ベラトール」初の日本大会で、クイントン“ランペイジ”ジャクソン(41=米国)との対戦が決定。数々の伝説をつくった“聖地”で何を見せるのか――。

 ヒョードルは都内で行われた格闘技イベント「RIZIN」と「ベラトール」の合同会見に出席。RIZINの榊原信行CEO(55)とベラトールのスコット・コーカー代表(57)も登壇し、12月29日に「ベラトールJAPAN」、大みそかには「RIZIN.20」をともにさいたまスーパーアリーナで開催すると発表。「全面対抗戦」と銘打ち、両大会にお互いの選手を派遣するとした。

 目玉カードとして最初に発表されたのが、29日大会でのヒョードルVSジャクソンだ。親交のある2人は会見中、娘の誕生日がともに12月29日であることが発覚し、苦笑いする一幕も。PRIDE時代は拳を交えることがなかったが「大好きな日本で試合ができるのが楽しみ。昔から見ている彼と試合ができてうれしい」(ヒョードル)、「一番好きな選手と戦うのは不思議な気持ちもあるけど、日本で試合ができるのでワクワクするよ」(ジャクソン)と健闘を誓い合った。

 2015年大みそか以来の日本マット登場となるヒョードルは、これが日本で最後の試合になると明言する。そこで「日本のファンは私にとって特別なんです。最後にみんなの前で戦うことができるのはうれしい。だからこそ、私の人生の中で『最も美しい試合』をお見せしたい」という思いを持つ。

 現在の格闘界を憂えるからこそで「私はこの先も、総合格闘技が美しいスポーツであり続けてほしいんです。例えば口先でののしり合ったり、暴れたり…。注目を集めるためにそんなことをするのは、スポーツでもショーでもない。本当に美しい試合というのは見ていて心が躍り、ハラハラして、ダイナミックに動くものです」と訴える。日本を愛する皇帝が、ラストマッチで総合格闘技の神髄を見せる。