マット界のご意見番こと“バカサバイバー”青木真也(36)が、次戦への意気込みはそこそこに毒ガスを噴射した。

 シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」(13日、東京・両国国技館)ではホノリオ・バナリオ(30=フィリピン)と対戦する。5月にライト級王座を失って以来の再起戦について「別にいつ辞めたっていいしね。全然マット界に必要な人間じゃないし。勝ち方? ギブアップでやってやる!」と語った。

 これで自身の話を終えるや「そんなことより那須川天心と武尊だろ」と切り出す。那須川が対戦を求めたことで夢対決の機運が高まっているが、青木は「このカードを実現できるのは3人しかいないと思うんだよ。アントニオ猪木会長か、榊原信行CEOか、石井和義館長。本当に実現させたいなら、そのうちの誰かが間に入るしかない」と提言。さらに「ただ、やってもしょっぱい試合になるよね。ハードルが上がりすぎてるし、お互い負けられないし。やらないのが一番」と、元も子もないことを口走った。

 最後にプライベートで女子プロレス「アイスリボン」9月14日の横浜大会を観戦したと告白。「藤本つかさとSareeeの試合が面白かった。特に勝った藤本は同い年だし、性格悪そうだなって思って興味が湧いた。ぜひ藤本対青木をニュートラルなリングで組んでください。お互いの年齢も考えて賞味期限は半年から1年。那須川対武尊より面白い試合になること間違いなしだ!」と言い残して姿を消した。