立ち技打撃格闘技イベント「RISE 132」(19日、東京・後楽園ホール)の休憩明けに、“キック界の神童”こと那須川天心(20)がリングであいさつ。前日(18日)にインターネットテレビ局AbemaTVの番組「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」で2人の挑戦者を退け、次は6月22日にボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅(32)の挑戦を受けることが決定したばかり。「一日一日、一生懸命生きています。とにかく格闘技を盛り上げていきたい」

 格闘技イベント「RIZIN.16」(6月2日、神戸ワールド記念ホール)でのアメッド・フェラージ(25=フランス)戦、「RISE WORLD SERIES 2019」(7月21日、エディオンアリーナ大阪)でのスアキム・PKセンチャイムエタイジム(23=タイ)戦も決まっており、3戦全勝を宣言した。

 また、17歳のRISEスーパーフライ級王者・田丸辰が政所仁(20)を下し、プロデビューからの連勝を10に伸ばした。

 序盤から積極的に攻めて判定3―0での完勝ながら「チャンピオンとして情ない試合をしてしまった」と反省。今後に向けては「53キロではもう相手がいないと思うので、階級を上げてタイトルマッチをやらせてください。しっかり練習します。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。