シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」日のシンガポール大会で、〝バカサバイバー〟こと青木真也(36)がクリスチャン・リー(20=シンガポール)に敗れ、ONE世界ライト級王座から陥落した。

 1ラウンドからいきなりの猛攻に出た青木は、開始早々組みつくとテークダウンして上になり、強烈なヒジを打ち下ろして顔面から流血させることに成功。流れるように腕十字の体勢に入ったが、粘る相手に逃げられてしまう。

 2ラウンドもテークダウンを狙ったが、まさかの強烈なパンチを顔面に食らい後退。コーナーに押し込まれると一気にパンチのラッシュを食らって腰から崩れ落ち、2ラウンド51秒でTKO負け。逆転負けで初防衛に失敗した青木は、一夜明けた18日「人生、面白すぎるだろ」と一言だけコメントを発表した。