浅倉カンナが再起戦で完勝 DEEP女王完封し「明日につなぐことができた」

2019年03月09日 17時46分

前澤智(下)を判定で下した浅倉カンナ

 女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS 23」(9日、東京・後楽園ホール)で、浅倉カンナ(21)がDEEPアトム級女王の前澤智(31)に貫録勝ちした。

 浅倉は昨年大みそか、RIZIN女子スーパーアトム級初代女王の座をかけて元Invictaアトム級女王の浜崎朱加と対戦。しかし力及ばず、腕十字固めで自身初の一本負けを喫した。この日は負けられない再起戦。「ここで負けたら2連敗だし、自分に少しプレッシャーをかけて挑戦者の気持ちで上がりました」とあえて自らを追い込んで金網に入った。

 開始早々、前澤の打撃を顔面に受けたが「一発食らってちょっとクラッときて、そこから冷静になれました」と話す通り、以降は試合をコントロールした。自慢のタックルと華麗なグラウンドコントロールで観客を魅了。現役王者の必死のディフェンスで一本こそ奪えなかったが、白熱の試合にJEWELS初上陸の聖地・後楽園ホールは興奮のるつぼと化した。

 判定3―0で勝利した浅倉は「一本取りたかったっていうのもありましたけど、やり切れました。気持ちのいい試合ができました。少しでもベルトに近づけるようにやっていきたい」と満足げ。最高のリスタートに「去年の年末は負けて(バトンを)つなげなかったので。今日は明日につなぐことができたから、本当によかったです!」と安堵の表情を浮かべた。

 また、米国修行から帰ったばかりのKINGレイナ(22)は、上田真央にパンチの連打を浴びせて、1ラウンド25秒でKO勝ちを収めた。

 試合後はいつも通り「KING劇場」が開幕。リングサイドのRIZIN・榊原信行実行委員長に文明堂のカステラを渡し「アメリカでいい合宿ができました。あのぅ…4月(21日)のRIZIN出たいんですけど…」とアピール。観客にも後押しされ、榊原委員長から「スタッフと相談して考えます」と前向きな回答を引き出すことに成功した。