“なまけ者の野獣”藤田が愛娘効果で変心!練習の虫に

2018年08月15日 16時30分

藤田(右)と寝技のトレーニングに励む眞妃琉さん。左はファス

 日本の“野獣”が改心した。韓国の格闘技イベント「ROAD FC 049」(18日、ソウル市グランド・ウォーカーヒル・ソウル)でジャスティン・モートン(30)と対戦する藤田和之(47)が14日、約2週間の米国合宿から帰国。人が変わったように練習漬けの日々を送ってきたという。ここ最近はヤル気のなさが代名詞となりつつあったが、本気の裏には野獣の遺伝子を継ぐ愛娘の存在があった。

 藤田は7月28日に家族を伴って渡米し、カリフォルニア州のジムで総合格闘技(MMA)の師匠マルコ・ファスの指導を受けた。5月12日の「ROAD FC 047」で約10年ぶりとなるMMA勝利を挙げており、連勝を目指すためだった。

 とはいえ、これまでは「面倒くせえ」が口癖で盟友の“悪魔仮面”ケンドー・カシン(50)に「頼むから練習してくれ」と頼まれるなど闘志が消えかけていたはず。それが5月を境に別人のように練習に明け暮れている。理由は長女の眞妃琉(まひる)さん(10)だ。

 5月から父とともに格闘技の練習を始め、今は一緒にレスリングや柔術の指導を受けている。藤田は「もともとは『家でゲームばっかりやってるんだったら、お父さんと一緒に練習に来てみたらどうだ』って誘ったんですよ。それではまっちゃってね。今じゃ俺が練習に行きたくなくても、娘が『行こう』って言うからサボれなくなったんです」と目を細めた。

 憧れの選手は“猛女”ギャビ・ガルシア(32=ブラジル)で、ROAD FCでガルシアと会った藤田が娘のことを伝えると「うれしいわ。これを娘さんにあげてください」と練習用のTシャツをプレゼントされた。

 受け取った眞妃琉さんは父の勝利者トロフィーそっちのけで歓喜したそうだ。そこから柔術熱は高まり、7月22日には「第12回全日本キッズ柔術選手権」の女子ジュニア白・灰帯ウルトラヘビー級にガルシアTシャツを着て出場。キャリア2か月で準優勝し、会場にいた柔術家の中井祐樹(47)を驚かせた。

 最後に藤田は「ただの親ばかですけど。俺も娘に負けないように頑張ってきます。ちなみに今回は娘に向こうの練習を見せたくて行ったんです。家族旅行も兼ねて」と別の渡米目的を明かし、家族仲良く帰途に就いた。