元AKB48の渡辺麻友(24)が24日、都内で主演ミュージカル「アメリ」(5月18日~6月3日、東京・天王洲の銀河劇場他)の公開稽古後、囲み取材に応じた。渡辺はミュージカル初挑戦で、主人公・アメリという大役を演じる。
 
 昨年末にAKBを卒業してから約5か月。ソロ活動については「孤独です。常日頃、わちゃわちゃと周りに人がいっぱいいたので。でも、自分だけのことに集中できるのでやりがいもある。やっと1人の生活に慣れ始めてきたかな」と話した。
 
 また、渡辺は22日に行われた乃木坂46生駒里奈(22)の卒業コンサートを観賞した。生駒は2014年から1年間“交換留学”としてAKBチームBを兼任。この時、渡辺が生駒を支えたことから意気投合し、プライベートでも大の仲良しだ。
 
 渡辺は「生駒ちゃんは私にとって特別な存在。ソウルメート、同志というか。考え方とか生き方が深く通じるものがある」と告白。ソロの先輩としてのアドバイスを求められると、渡辺は恐縮しながらも「自分を持ってしっかりやっていけば大丈夫」と力を込めた。
 
 芸能プロ関係者は「乃木坂46加入時から生駒は『まゆゆさんみたいなアイドルになりたい』と理想像を重ねていた。バッシング等に苦しみ、芸能界引退さえも考えた生駒を思いとどまらせたのも渡辺。生駒は『まゆゆさんは私の光』とまで語っている」と明かす。2人は理想とするアイドル像も似ており、ファンが最も嫌うスキャンダルも“ゼロ”を守った。「渡辺も生駒も一時期はスキャンダルに非常に厳しい姿勢を見せていたので、他のメンバーに息苦しさを与え、グループで孤立を招いた時期もあったことも共通している。それでもお互いにストイックな姿を認め合い、苦しさや後悔なども理解し合っていた」(前同)
 
 アイドルとしての葛藤も共有したからこそ“ソウルメート”と呼ぶほどの仲なのだ。