昨年の日本レコード大賞を受賞した人気アイドルグループ「乃木坂46」の勢いが止まらない。CD売り上げ&ライブ動員もうなぎ上りのグループにあって、ファンやメンバーから「かわいいの天才」と認められる星野みなみ(20)。待望のファースト写真集「いたずら」(10日発売)を記念し、本紙の直撃に“将来設計”を含めて素直な心境を明かした――。

 ――念願の写真集だ

 星野:(撮影地の)ポルトガルは毎日天気が良くて、観光スポットを巡ったり買い物をしながら撮影したので、すごく楽しかったですね。

 ――5年前にインタビューした時は机に突っ伏しながら答えていた記憶が(苦笑い)。星野さん、大人になりましたね

 星野:え、一瞬だけでしょ! 5年もたってるもん。でも、振り返ると、大人になりました。

 ――大人といえば、ランジェリーにも初挑戦

 星野:「嫌だった」「恥ずかしかった」とかなくて「楽しかったな~」って。カメラマンさんもしゃべりながら撮影してくれたので、そんなに緊張せずに撮影できました。

 ――本紙のカラー面も飾った

 星野:ジャムのやつ!

 ――怒ってます?

 星野:いえいえ! ジャムの写真はすごくお気に入りで。ポップな感じの下着ならやりたいなと思ってた。みんなでジャムをつけるのを頑張ったし(笑い)。

 ――反響は

 星野:ビックリしているファンの方はいました。今までの私のイメージにはないし、グラビアでもワンピースとかが多かったので。でも、20歳なので、違うイメージもあっていいかなと思って。

 ――それにしてもグループの勢いはすごい

 星野:乃木坂46を年代問わず、男の子も女の子も知ってくれてる人が多い。雑誌やテレビでもメンバーがたくさん出ているので、みんなが頑張ってるおかげ。海外公演でもどこで情報を知ったんだろうって思うぐらいに私の名前も知ってて。

 ――そんな中でデビュー作から5作目までフロントメンバーだった

 星野:当時は必死すぎて…。フロント3人(生駒里奈、生田絵梨花)で話し合ったりとかつらかったりもそんなになかったですけど、改めて振り返ると、14歳でよく頑張れてたなって。当時は東京ドームに立つ自分を想像してないし、乃木坂をここまで続けられるとも思ってなかったです。

 ――写真集のインタビューで、高校受験時にはやめようと思った、と

 星野:人生計画の中で14歳で仕事をする自分を想像できてなかったので。何年もアイドルとして仕事をすることに「私、向いてるのかな」と…。でも、やったら楽しいし、刺激もあるし、メンバーに会えるから続けられてるなと思います。

 ――個人的な夢は

 星野:あんまり…。乃木坂に入るのも友達がきっかけで、女優さんになりたいとかではなくて。まだ何が自分に合ってるのかも分からない。今はアイドルだから楽しめてるし、自分らしさも出てるのかなって。

 ――卒業=芸能界引退ではない?

 星野:まだハッキリとは考えてませんけど…まだ何かになりたい夢もなくて(笑い)。今は楽しむのが一番。1年後を考えるよりは今月はこれをするとか近い目標を頑張るタイプ。先の計画は立てないんです。

 ――新たに挑戦したいことも?

 星野:ないんですよね~。本当に欲がない…。

 ――なら東スポ1面が目標ですかね。でも、スキャンダルだけは気をつけて

 星野:はい! 気をつけます!

 ――書きますからね

 星野:ああ~怖い!

☆星野みなみ(ほしの・みなみ)=1998年2月6日生まれ、B型。千葉県出身。中学2年時に乃木坂46の1期生オーディションに合格。1stシングル「ぐるぐるカーテン」でフロントメンバーに抜てきされて以来、常に中心メンバーとして活躍している。