人気アイドルグループ「欅坂46」が6日、東京・国立代々木競技場第1体育館でデビュー1周年記念ライブを開催した。

 客席がイメージカラーの緑色のサイリウムが染まる中、記念すべきデビュー曲「サイレントマジョリティー」でコンサートは開幕した。

 グループ最多となる1万2000人を動員。キャプテンの菅井友香(21)は「こんなにたくさんの方にお祝いしてもらって幸せ。1年はあっという間で、デビューから1年後にこのステージでみなさんの前で迎えられるとは思わなかった」と感激した。

 菅井らがバースデーケーキをステージに運ぶと、「私たちの1周年を記念したケーキです。みなさん、よかったら歌ってください」と呼びかけ、会場はバースデーソングの大合唱に包まれた。

 ろうそくを1本立てたバースデーケーキを菅井らが吹き消すと、ファンから歓声が挙がった。

 5日に発売された最新シングル「不協和音」をライブで初披露。アンコールで、12人で構成された“アンダーグループ”「けやき坂46」(読み方・ひらがなけやき)のメンバー追加募集を今夏に行うことがサプライズ発表された。

 事前に知らされていなかったメンバーも騒然となったが、けやき坂の最年長メンバーの佐々木久美(21)は「ちょっとビックリしたって…頭の中が真っ白ですけど」と目に涙を浮かべた。

 キャプテンの菅井は「グループとして力になれたらいい。受け入れて、力を合わせて、もっとパワーアップできるよう頑張りますので楽しみにしていてください」と決意を新たに。ファンに「来年の今ごろはどうなっているのか想像もできないけど、みなさんの力を借りてもっと成長してひと回り大きくなって、来年のこの日を迎えたい」と飛躍を誓った。