人気アイドルグループ・AKB48の“こじはる”こと小嶋陽菜(28)が21日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「小嶋陽菜好感度爆上げ公演」の公開ゲネプロに出演した。

 来年2月に卒業コンサートを控える小嶋が自身の好感度を上げるために、不定期開催する自己プロデュース公演。小嶋自らがメンバーとセットリストを選んだという。

 小嶋はバリバリのミニスカ制服姿で、1曲目「スカート、ひらり」を熱唱した。

 MCで、小嶋は「何、このしょぼいメンバー! 全員しょぼいじゃん!」と自らが選んだにもかかわらず、峯岸みなみ(24)、谷口めぐ(18)、村山彩希(19)らに毒ガスを噴射。

「あっちゃん(前田敦子)はいないの? これが今のAKBの全力ですか?」と小嶋らしいイジリで、グループの将来を憂えた一方、報道陣に「今日はみなさん、いい記事書いてください。よろしくお願いします」と頭を下げた。

 こんな小嶋の姿について、AKB関係者は「同じ秋元康プロデュースながら、最近は乃木坂46や欅坂46の人気が急上昇中で、ルックス面でも美少女揃いと評判です。小嶋はAKBは美女が埋もれてしまっていると、じくじたる思いがあるようです。谷口めぐ、村山彩希、岡部麟ら、自身のプロデュース公演に抜てきした後輩たちに『かわいいから、もっと頑張ってほしい』と願っている」と語る。

 何も考えていないようで、小嶋はスタッフと意見を戦わせ、自己プロデュースに並々ならぬこだわりを見せてきた。

「これからの公演で、後輩たちは小嶋の背中を見てどれだけ学べるか」とは前出のAKB関係者。

 公演名こそ「小嶋陽菜好感度爆上げ公演」だが、実際は今後のAKB48を担う後輩たちへの“金言”が隠されていそうだ。