人気アイドルグループ「乃木坂46」の“妹分”「欅坂46」の平手友梨奈(15)、渡邊理佐(17)、今泉佑唯(17)ら全メンバー21人が3日、都内で行われた初主演となるテレビ東京系連続ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(16日スタート、毎週土曜深夜0時20分)の製作発表記者会見に出席した。

 メンバー総出演&初主演のミステリー&コメディー学園ドラマ。舞台は私立欅学園三年C組の教室で、ある朝、教室で担任教師・徳山大五郎の遺体が見つかる。通報せずに思わず遺体を隠してしまったことから、担任の“遺体”と過ごさなくてはならなくなったメンバー演じる女子高生たちの“非日常的な日常”を描く。

 平手が「欅坂46のメンバー全員が主役ということで、いい作品にしたいと思います」と意気込めば、菅井友香(20)は「私の役柄は学級委員長で、クラスのリーダーのような存在です」と自身をアピール。渡邊は「私もリーダーのような役柄。いつもの私はリーダーでまとめるよりも、誰かについていくタイプ。役を演じるのは難しいなと思ったけど、せっかく与えてもらった役なので想像しながら演じています」と謙虚にコメントした。

 この日の会見で司会を務めたのは、元「モーニング娘。」の紺野あさ美アナ(29)。報道陣から紺野アナに「アイドルの先輩としてアドバイスを」と求められると「誇れるような人生を歩んでいないですけど…」と恐縮しながらも、「私はちょうど十代のころにアイドル活動をしていて。今、大変だとは思うけど、遺体と向き合って頑張ってください」とドラマの内容を入れてエールを送った。

 さらに、紺野アナは欅坂のメンバーに「モーニング娘。って知ってますか?」と聞くも、知っていると手を上げたのはわずか1人のみ…。これにはちょっと寂しげな表情を浮かべつつも「私も踊る番組(「紺野、今から踊るってよ」)をやっているので、欅坂さんの曲を覚えたい」と大人のコメントで締めた。

 なお、ドラマの主題歌には欅坂の待望のセカンドシングル「世界には愛しかない」(8月10日発売)が起用される。