乃木坂46に続く“坂道シリーズ”第2弾として結成されたアイドルグループ「欅坂46」が6日、タワーレコード渋谷店でデビューシングル「サイレントマジョリティー」の発売を記念し、1日店長を務めた。

 センターを務めた平手友梨奈(14)をはじめ今泉佑唯(17)、小林由依(16)、菅井友香(20)、鈴本美愉(18)、渡辺梨加(20)、渡邉理佐(17)が登場。初々しく「いらっしゃいませ!」とあいさつすると、300人のファンからは「おめでとう!」と大歓声。その後も声援がやまずにスタッフが「お静かにお願いします」と何度も頭を下げる場面も見られた。

 平手は「実感がなかったけど、ショップにCDが並ぶと、すごい実感が湧いてくる。これから頑張らないと」と気合十分だ。昨年大みそかの紅白歌合戦に初出場した“先輩”乃木坂46の存在について、菅井は「憧れの存在で少しでも近づきたい。いつかライバルのように認めてもらえるようになりたい」と力を込めた。

 平手らメンバーは週間ランキング2位を獲得した乃木坂のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を上回る1位奪取を目標に掲げたが、すでに目標達成は確実視されている。

「『ぐるぐる――』の初日売り上げは約8万5000枚に対し、『サイレント――』は初日で19万枚超えを達成した。2位に17万枚近い圧倒的な差をつけ、週間で1位は間違いないでしょう。アイドルグループで最も美女揃いといわれる乃木坂のブレークに加え、乃木坂以上の美女揃いと評判もあり、注目度がすごい。駆け出しのグループにもかかわらず、周囲の過熱ぶりにメンバーも『どうしよう…』と困惑しているほどです」(音楽関係者)

 平手は「良いイメージも受け継ぎつつ、欅坂にしかない色を出したい」と決意を明かしたが、今後のブレーク次第ではデビュー1年目での紅白出場もあるかもしれない。