大みそかの恒例「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、都内のNHKホールでスタートした。

 念願の初出場を果たす人気アイドルグループ・乃木坂46は、アンダーメンバー含めた37人全員でステージに立ち「君の名は希望」を歌唱した。

 この日、20歳の誕生日を迎えた生駒里奈は「いつもと違う空気感、緊張感が(リハーサルに)ありました。すごいプレゼントをもらった。いつもよりさらに特別な気持ち。いつもよりさらに特別な一日にして、今日はうちに帰って寝たい」と笑顔で語った。

 生駒は去年、兼任していたAKB48のメンバーとして紅白に出演した。

「去年はフラッシュが痛くて体が疲れたけど、今年は(去年の紅白を)思い浮かべていたので疲れなかった」と話すと、メンバーの生田絵梨花(18)は「私たちは初めて。人生でこれだけフラッシュを浴びたのは初めてでした」と発言。生駒は「カミナリみたいでしょ。みんなにもこの体験をしてほしかった」とうれしそうな表情を浮かべた。

 本番に向けて、生駒は「リハーサルが終わった時に拍手をいただいて、いろんな方が祝福してくれて、本番がもっともっと楽しみになりました。37人全員の顔と乃木坂の歌を日本中に届けられるのはうれしい」と意気込んだ。

 初出場が決まった会見では涙を流した生駒だが「今日は気持ちを準備してきたので大丈夫でした。本番も大丈夫!」と宣言した。

 フロントメンバーとして歌唱した星野みなみ(17)は、披露する「君の名は希望」について「(リリースされてから)2年後に披露することになるとは思っていなかった。3人(生駒、生田、星野)のフロントも久しぶりなので、成長した3人を見てもらえたら」と気合十分だ。

 また、白石麻衣(23)が「いつも以上に緊張したけど、しっかりみんなで気合を入れて最高のパフォーマンスをできたら」と話せば、西野七瀬(21)も「(初出場を)ファンの方はもちろん、おばあちゃんとおじいちゃんも喜んでくれたので、おじいちゃんとおばあちゃんのことを思いながら頑張りたい」と語った。