人気アイドルグループ「HKT48」の宮脇咲良(17)、多田愛佳(21)、田島芽瑠(15)、朝長美桜(17)、松岡菜摘(19)、森保まどか(18)、プロレスラーの長州力(64)と藤波辰爾(61)らが9日、都内で行われた音楽と格闘技のフェスティバル「GUM ROCK FES.In 日本武道館」(来年1月25日開催)の開催発表記者会見に登場した。

 同イベントは「音楽と格闘技の対決コラボレーション」をテーマにミュージシャンやアイドル、格闘家が集結。HKT48と乃木坂46のアイドル対決、長州と藤波の“名勝負数え歌”プロレス対決などが実現する。

 宮脇は乃木坂の印象について「大人っぽくて清純なイメージ。HKT48は若さとフレッシュさで頑張ろうと思います」と意気込む。また、乃木坂がNHK紅白歌合戦への初出場を決めたことを聞かれた多田は「私たちは乃木坂さんが大好きなので、どっちも切磋琢磨して有名になれればいい」と謙虚に話した。

 さらに宮脇は今年を振り返り「大みそかにある紅白歌合戦に出られなくて、少し残念な一年だった。2016年は紅白出場をみんなの目標に掲げて頑張りたい」と前向きに語った。

 メーンイベントのプロレス対決で激突する長州、藤波は闘志メラメラ。「ここで再び長州選手と相対するとは予期していなかった。こういうチャンスがめぐってきたからには、これが最後という気持ちで戦いたい。試合当日に長州選手をどうキレさせるか。正月返上でコンディションを調整したい」と言えば、長州も「彼(藤波選手)は特別な対戦相手。最後になるか分からないですけど、いま言えることは見事に“キレて”やろうってこと」と力強く応じた。

 長州は平成生まれのアイドルが顔を揃える会見で、緊張感から“天然”発言も。同フェスで楽しみにしていることを聞かれ「いつもは平凡で、体を動かすか、仕事がない時は家でテレビを見たり、映画を見たりしていますね」となぜかプライベートを告白。会場、出演者たちが困惑する中、間違いに気づいた長州は「どーもスイマセン…」とキレずに平謝り。隣の宮脇には「平成生まれでしょ? 自分の娘のような年。テレビでもよく見てますよ」と照れ笑いを浮かべた。

 一方、長州と藤波を目の前にした多田は「カッコいいし、ダンディーです。こういう人がお父さんだったらうれしい。授業参観に来てくれたらみんなに『カッコいい』と言ってもらえそう」とニッコリ。田島も「毎日肩車してもらえそう」と話し、昭和を代表するプロレスラー2人の目尻を下げさせた。