1980年代にファミコンゲームで一世を風靡した高橋名人が、63歳の誕生日の23日、TBS系「ラヴィット!」に生出演。タレントらとゲーム対戦を行い、容赦のなさに「大人気ない」の声も漏れた。

「16連射」などで知られる高橋名人。レギュラー陣と代わるがわる対戦し、MCの川島明に「スーパーストリートファイターⅡ」で敗れた後、乃木坂46の清宮レイを迎えた。

 清宮とは「Nintendо Switch Spоrts」の「チャンバラ」で対戦。開始に先立ち、清宮は「結構体を動かすのが得意ですから、高橋名人に勝てるかなと思ってます」と明るい表情で自信をのぞかせた。連戦でバテ気味の高橋名人は「最悪のタイミングで(スポーツ系ゲームでの対戦が)きた」とこぼした。ところが…。

 厳しく攻めたのは高橋名人で、観戦者から「アイドルに容赦ない!」の声も。2本取った高橋名人の圧勝で終わった。拍手で相手をたたえた清宮だったが、川島に「レイちゃん、悔しいね」と声かけされると「めっちゃ悔しい。大人気ない」。これに名人は「何でも全力ですよ」。目を潤ませる清宮に「泣かない!」「大丈夫よ」「(泣くのを)やめてよ」「まだ若いんだから」と観戦の出演者たちから励ましの声が次々と飛んでいた。