「乃木坂46」の西野七瀬(20)が26日、東京・新宿区の福家書店新宿サブナード店で初写真集「普段着」の発売記念イベントを開催。抽選で選ばれた1000人が参加したが、応募総数はなんと1万1230人。1999年1月に始まった同書店のイベントで過去最多の応募人数となった。

 好調な販売に、西野は「売れるか心配だったので、売り上げを気にしないようにしていた」と小さな声でポツリ。2nd写真集について「出せないです。ぜいたくすぎるので1冊で…。次に乃木坂から、ソロ写真集を出す子のを楽しんで」と最後まで低姿勢だった。

 メンバーの白石麻衣(22)、生駒里奈(19)らより知名度は低いながら、西野は握手会やグッズ売り上げはダントツだという。

 アイドル誌の編集者は「かわいらしいルックス、控えめな性格、オシャレ番長ぶりが理由」と証言。さらには“人見知り”“泣き虫”“不思議キャラ”などの要素も魅力だという。

 ただ、そこには西野なりの努力の結果もある。ブログに寄せられたコメントをチェックし、ファンのペンネームを覚え、握手会でコメントした内容を把握してから対応している。かつて本紙にも「人見知りがすごかったけど、克服できるように頑張っています。(地元の)大阪へ帰った時に親戚に『しゃべるの、うまなっとるやん』と驚かれます」と明かしたが、そんな努力を重ねた“神対応”ぶりがファンの心をつかむようだ。

 また“不思議キャラ”を象徴するのは、西野が生み出し、乃木坂46の公式グッズにも採用されている「どいやさん」という謎のキャラクターだ。

 美大志望で、イラストレーターの夢を持っていた西野。見た目は気持ち悪いキャラなのだが、西野は「高校の入学直後に“降臨”して、いつもどいやさんを描いてたんです。友達みたいに一緒に歩んできて…自分の分身というか、一心同体です!」と熱弁。

 ファンに言わせれば「清純そうなルックスとのギャップがたまらない」とのこと。今後も不思議な魅力で活躍しそうだ。