人気アイドルグループ「乃木坂46」の西野七瀬(20)、井上小百合(20)、桜井玲香(20)、中田花奈(20)、永島聖羅(20)、能條愛未(20)、若月佑美(20)の7人が10日、東京・乃木神社で成人式を行い、艶やかな晴れ着姿を披露した。

 初アルバム「透明な色」(7日発売)が40万枚を突破した乃木坂46。センター経験者の西野は20歳の目標について「人前でしっかりしゃべれる大人になりたい」と掲げながらも、「お弁当が早い者勝ちで、来た時の争奪戦で私は今はみんなと群れて混ざっているけれど、そこから離れて『余ったのでいいよ』って待てるようになりたいです」と、少々子供っぽい?具体例で周囲を笑わせた。

 それぞれが新成人として決意を明かすなかで、女優志望という能條は「能年玲奈さんの次は能條愛未だと言われるようになりたい」と宣言。「字は“能”しか合っていないですし、透明感もかないませんが憧れています」と続けたが、発言中に何度もカラスが「カー! カー!」と鳴いて聞こえづらくなるハプニングで爆笑を誘った。

 報道陣からは「バラエティー向きでは?」と突っ込まれたが、能條は笑いを生んだカラスに向かって「ありがとうございます! いや、女優を目指してます」と焦りながら訂正した。

 黒を基調にした晴れ着姿で、大人メークで登場した若月は「若さだけでは若手メンバーに勝てないなと思うので、落ち着きと色気とかで頑張りたいと思います」と決意表明。水色の晴れ着で魅せたキャプテン・桜井は初出場がならなかった紅白について、「出たいですねー。昨年は力不足だったと思うし、見せる力、人を引きつける力が足らなかったと思う。一人ひとりの力をつけて『乃木坂が出ないとおかしいでしょ!』と言われるぐらいになりたい。今年一年間は力を合わせていきたいと思います」と意気込んだ。