2019年2月にけやき坂46から改名した日向坂46が、デビュー2周年記念ライブで〝3年目の飛躍〟を感じさせた。

 27日に行った配信ライブでは、8万人を超えるファンが視聴チケットを購入。終盤には前作から1年3か月ぶりとなる5thシングル「君しか勝たん」を5月26日に発売することを発表した。

 新型コロナウイルスの影響で、昨年12月に予定された初の東京ドーム公演が1年延期になった。キャプテンの佐々木久美(25)は「これからもっと皆さんに恩返しをしていきたい。みんなで皆さんの前に立つ機会が増やせれば。12月には東京ドームも控えてますので、開催できることを祈ってます」と願った。

 4月28日スタートの深夜ドラマ「声春っ!」(日本テレビ系)で、日向坂46が主演を務めることも決定。佐々木美玲(21)は「すごく豪華なキャストの皆さんとご一緒させていただいて、毎日、勉強になることばかり」。コロナ禍で思うような活動ができない時期が続いたが、ようやく日常を取り戻しつつある。

「最近は日向坂メンバーをバラエティーで見る機会が格段に増えている。また、女優や声優として映画などへの出演が続々と予定されており、グループの勢いが止まらない」(テレビ局関係者)

 メンバーの加藤史帆(23)は、29日にスタートする朝の新番組「ラヴィット!」(TBS系)の火曜レギュラーに抜てきされ、ファンを喜ばせたばかりだ。

 デビュー年から2年連続でNHK紅白歌合戦にも出演。シングルも初週50万枚を超えるセールスを記録するまでになった。「今年メンバーが目標に掲げているのは〝個々の知名度アップ〟。3年目が勝負の年と位置づけており、慢心はない」とは芸能プロ関係者。

 ますます活躍の幅を広げそうだ。