AKB48チームB公演が20日、滋賀・大津の滋賀県立美術劇場びわ湖ホールで行われ、地元出身の田名部生来(21)が冒頭曲「フライングゲット」など3曲でセンターを務め、凱旋ライブを盛り上げた。

 今年の総選挙で71位とまさかのランク入りを果たし“裏MVP”と呼ばれた田名部は「フライングーー」に加え、「恋するフォーチュンクッキー」「ヘビーローテーション」の3曲でセンターに抜擢された。冒頭曲では「ただいまー!滋賀ー!」と凱旋の喜びを体中で表現すると、アンコールの「ヘビーローテション」では「 1、2 、3 、4!」を「 し・ が・ け・ ん! 」と替え、ダンスもオリジナルの振り付けと個性派らしい地元凱旋ライブとなった。

 さらに公演ではご当地ネタを盛り込んだ替え歌「AKB48滋賀県Ver.」もメンバー全員で披露。歌詞には琵琶湖や名産品、さらにショッピングセンターに地元の道の名前が盛り込まれた。滋賀尽くしとなった凱旋ライブに田名部は「本当に最高の一日になりました」と笑顔。酒好きだけに、さぞかしライブ後のビールはおいしかったはずだ。

 ライブでは滋賀以外にも、AKBでは初披露となる乃木坂46の「制服のマネキン」が初披露され、交換留学生の生駒里奈(18)が渡辺麻友(20)、柏木由紀(23)を従え、センターで歌い上げた。