乃木坂・白石麻衣 卒コン視聴者69万人に感謝「幸せが詰まった9年間でした」

2020年10月29日 00時00分

卒業コンサートで何度も「幸せ」を口にした白石麻衣。左は秋元真夏、右は生田絵梨花

 人気アイドルグループ「乃木坂46」の白石麻衣(28)が28日、オンラインで行われた卒業コンサートをもって、グループから卒業した。

 今年1月に卒業を発表し、5月に東京ドームで卒業コンサートを行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止され、卒業も延期に。1期生として2011年8月に加入し、9年2か月で卒業を迎えた。

「まいやん」の愛称で知られ、25枚の全シングルで選抜メンバー入り。5作でセンターを務め、そのうち「インフルエンサー」(2017年、西野七瀬とのダブルセンター)「シンクロニシティ」(2018年)では2年連続で「日本レコード大賞」を受賞。グループの顔として活動した。

 一方、類いまれなる美貌でグループとして最初にファッション誌の専属モデルを務めた白石。ライブや握手会などに女性ファンが詰めかけるようになったのも、先駆者として白石がモデル界に進出したことが大きかった。

 初めてセンターを務めた「ガールズルール」や卒業ソロ曲「じゃあね。」などを熱唱。アンコールでドレス姿でステージに登場し、卒業スピーチを行った。

 白石は「何を話そうかな、何回も考えてました。結局、何も考えてこなくて」と切り出し、「私にとって9年間は楽しい思い出ばかりで。つらいことも悲しいことも、壁に何度もぶつかったことも、アイドル向いてない、続けられないと思ったことも何度もあった。だけど、私の周りには大好きなメンバーがいて、応援してくれるファンの皆さんがいて、支えてくれるスタッフの皆さんがいた。皆さんがいてくれるからここまでこれた。大丈夫だよ、頑張ろうと支えてきたから。9年間続けてくることができました。本当にありがとうございます」と感謝した。

 卒業コンサートについて「最高のライブにしようと思った」と白石。「ライブが本当に好きで、(加入した)最初は歌もダンスも苦手だったし、ちゃんと歌えるかな、踊れるかなと不安になったりしたこともあったけど。ライブで見るステキな景色にたくさん救われて元気をもらって。歌うのも踊るのも楽しいな。ライブって楽しいな。みなさんにたくさんのパワーをもらった」と続けた。

 残念ながら配信でのステージになってしまったが、国内21万9000人と海外1万人の合計22万9000人がチケットを購入。推定の総視聴者数は国内65万7000人、海外3万人で、合計68万7000人が白石の卒業を見守った。

 白石は「最後まで見ててくださる皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。何もできない普通の人でしたけど、たくさんのファンの皆さんがいて、大好きなメンバーがいたからこそ乗り越えてこれた。たくさん感謝しているし、ありがとうの気持ちでいっぱいです。9年間でたくさんの愛をもらって、ステキな思い出を作って、白石麻衣としてもひと回りもふた回りも成長できたかな」と振り返った。

 卒業後は女優、モデルを中心に幅広くタレント活動をしていくという。

 白石は「卒業して1人になっても乃木坂にいたことを誇りに、強く前に進んでいきたい」と決意。愛するグループを離れるが、「乃木坂のこれからもすごく楽しみですし、これからもたくさん楽しんでほしい。つらいこととかあったら、みんなで手を取り合って頑張ってほしい。私もこれからも乃木坂を応援して、大好きな乃木坂をたくさん見ていきたい」とメッセージを送った。

 改めて約9年間について「楽しかったし、乃木坂に入ってよかったと心から思います。今日までたくさん過ごしてきたけど、やっぱり乃木坂って最高だな!とこれまでの9年間で思いました。たくさんの思い出がいっぱいです。9年間、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました」と締めた。

 その後、同期で親友の松村沙友理(28)から手紙が読み上げられ、白石は涙を浮かべながらも笑顔で感謝。「唯一の同じ年で、何でも話せるというか…。楽しいこととか傷ついたこととかも何でも話せるし、ずっと目を見て聞いてくれたのもうれしくて。進む道は違うけど、これからもお互い手を取り合っていけたら」と応えた。

 ラスト曲は「しあわせの保護色」。歌唱後、メンバーに囲まれた白石は「本当に幸せがいっぱい詰まった9年間。本当に幸せでした。こんなに幸せでいいのかなと思うくらいの9年間でした」と何度も〝幸せ〟を繰り返した。