人気アイドルグループ「欅坂46」初のドキュメンタリー映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」の公開日が9月4日に決定した。

 当初は4月3日に全国公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期になっていた。

 今年7月16日に開催されたグループ初の無観客配信ライブで、突如5年間の活動に幕を閉じ、10月に改名し、再スタートすることを発表した欅坂46。そのまさかの決断にファンのみならず多くの人に衝撃を与えた。

 作品は3月に一度は完成していたが、公開延期を受け、急遽活動自粛を余儀なくされていたメンバーへリモートによる取材を続行。無観客配信ライブにも密着し、改名&再スタートを発表した舞台裏にも迫っている。

 新公開日決定を受け、AKB48のドキュメンタリー映画も手掛けてきた高橋栄樹監督は「欅坂46が、いわゆる一般的なアイドル像には、当てはまらないグループだったので、この映画も、今までのアイドルドキュメンタリーとは違うものにならざるを得ませんでした」とコメントを寄せた。

「デビュー年から紅白歌合戦に出場し続け、昨年は東京ドーム公演を成功させながら、今年はセンターの平手友梨奈が電撃脱退するなど激動の5年を歩んできた。熱狂的ファンを抱え、謎の多いグループでもあるだけに、注目度は非常に高い。高橋監督が言うようにアイドルグループとは思えない葛藤なども描かれている」(音楽関係者)

 当初4月に予定されていた60館規模から、100館規模へ拡大公開になるという同映画。10月に予定されるラストライブをもって〝欅坂46〟はなくなるだけに、ファン必見の作品になりそうだ。