乃木坂46を「ONE TEAM」にさせた白石麻衣の人柄

2020年03月11日 11時00分

乃木坂46を卒業する白石

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、芸能界ではコンサートやライブなどのイベントが次々に中止となっているが、人気アイドルグループ「乃木坂46」も例外ではない。“グループの顔”である白石麻衣(27)の卒業スケジュールにも影響が出始めた状況だが、メンバーは苦境に負けず「ONE TEAM(ワンチーム)」で乗り越えようと懸命になっている。

 ジャニーズ事務所のアーティストやEXILEら、多大な集客を望めるコンサートもほとんどが中止になるなど、新型コロナウイルスの感染拡大に芸能界も大きな影響を受けているのは周知の通りだ。

 乃木坂46も、東京・代々木第一体育館で7日に行われる予定だった2期生による初の単独ライブが中止に。その代わりに同日、動画配信サービス「SHOWROOM」で「乃木坂46 幻の2期生ライブ」を生配信。堀未央奈(23)ら2期生8人による配信は、40万人を超える視聴者数を集める大人気だった。だが、堀は「本来は代々木第一体育館で初めての2期生ライブを披露できるはずだったんですけど…」と悔しさをにじませた。

 そんなグループにとって、ファンが最も心配しているのが“乃木坂の絶対的エース”白石麻衣の卒業だ。白石は、今月25日発売のシングル「しあわせの保護色」をもって卒業することを今年1月に発表していた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大は、白石の卒業スケジュールにも影響を及ぼし始めている。

「白石なら当然、ドーム規模の会場で卒業コンサートが行われるでしょうが、新型コロナウイルスの感染拡大がいつ終息するのか全く見通せない。ファンからは『日程や会場を早く知りたい』という声も聞かれますが、現時点では卒業スケジュールは発表できない。感染の状況次第では、延期を含めたスケジュール調整の必要性も出てきますから」(音楽関係者)

 グループで最初にファッション誌の専属モデルを務めた白石。乃木坂46のライブや握手会などに女性ファンが詰めかけるようになったのも、先駆者として白石がモデル界に進出したことが大きかった。

 そんな多大な貢献をした白石に対して同期をはじめメンバー全員が“ONE TEAM”となって見送る覚悟だという。

「白石は2年以上前から卒業を考えていましたが、他に卒業する意向を持つメンバーが現れるたびに、自分のことは遠慮して譲っていた。気持ちを抑えながら後輩メンバーの成長や、同期の卒業を見守ってきた優しい姿を知るメンバーやスタッフも多い。新型コロナウイルスの影響で、卒業に絡めた取材なども暗いムードになりがちですが、メンバーはみんな“明るく乗り越えよう”と一致団結している。それも白石の人柄のなせる業です」(前同)

 実は白石が卒業を考えた時期はかなり早かった。一部の情報では、2017年11月7、8日に行われた初の東京ドーム公演で卒業発表する話もあったという。

「しかし7日の初日公演で、撮影用カメラが観客席に落下してファン3人が軽傷を負ってしまった。“ファンが大変な時に…”という白石の思いをくんで、発表が立ち消えになったと聞いています。新型コロナウイルスの影響で、卒業コンサートの時機を逸してしまうのでは?と心配されているが、当時を知る者はみんな『今回は盛大に送ってあげたい』と熱い気持ちも持っている」(芸能プロ関係者)

 思わぬ苦境も、メンバーの絆で乗り越えてほしいところだ。