アイドルグループ「乃木坂46」の秋元真夏(25)が15日、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」に出演。14日に行われた「真夏の全国ツアー2019」大阪公演(セラドーム大阪)で2代目キャプテンに任命された心境を語った。

 同公演のアンコール時、9月1日をもって卒業する桜井玲香(25)の後継となることがサプライズで発表された。パーソナリティーを務めるメンバーの新内眞衣(27)から大阪公演の感想を聞かれた秋元は「(ラジオを)聞いている方で知らないという方もたくさんいると思うんですけど、乃木坂46のキャプテン・桜井玲香ちゃんが卒業するということで、次期キャプテンに任命していただきました、私が」と報告した。

 公演前日の13日にキャプテン就任を打診された秋元は「本気ですか?って聞いちゃった。キャプテンを受け継ぐなら後輩がなるものだと思っていたし、私は玲香より歳が1つ上(20日に26歳の誕生日を迎える)だから、まさかそういう形式があるのか」と想定外だったと打ち明けた。また「それでビックリしたし、キャラクター的にふざけちゃうことが多かったりとか、超正統派じゃないから、そういう人がキャプテンでいいのか、というのは聞いた」という。

 新内が「真夏は周りに気を使って(意見を)言わないことがあったと思うけど、これからは言わなければいけなくなる。そういうの、大変だと思う」と声をかけると、秋元は「人としてもステップアップしなきゃいけない時期にきたんだな。そういうタイミングを与えられたような気がして…」と新キャプテンとしての意欲を見せた。「最初は不安しかなかったけど、(公演で)発表して、その場でファンの方の生の声が聞けた。温かく受け入れてくださったから、すごくホッとした」と続けた。

 新キャプテン就任発表を終えると、秋元のケータイは鳴りやまず、メッセージやメールが殺到した。「お正月の“明けおめ”の比じゃない。これは、どう返したらいいんだろう」と反響の大きさに驚きを隠せない様子。元メンバー・生駒里奈(23)から「キャプになるの? 支えるからね」と連絡があったことを打ち明け、「ずっとセンターをやってきた子だから、しっかりしてる」と卒業メンバーの激励に感謝した。