“ベストセラー作家”乃木坂・高山一実「カズと呼んで!」

2019年06月19日 16時07分

トークイベントを行った高山一実

 人気アイドルグループ「乃木坂46」の高山一実(25)が19日、都内で自身初の小説「トラペジウム」(KADOKAWA)のヒットを記念したトークイベントを行った。

「絶対にアイドルになる」ために4か条を課して高校生活を送る主人公・東ゆうの、10年間を描いた青春小説。昨年11月28日の発売後、重版を重ねて発行部数は20万部を突破。文芸書に限定しない全ジャンルの書籍を対象とした「平成世代(0歳~30歳)が買った本」としてはベストセラー1位(日販WIN+調べ)を獲得した。

 ベストセラーの心境を聞かれると、高山は「信じられなくて体が宙に浮いているというか…心が天にも昇る感じ。青空が広がっていて、自分は雲に乗ってるみたいで幸せな気持ちです」と告白。自身の驚いた際などの決めゼリフ「アメイジング」に絡めて「短く言えば、『アメイジング!』です」と喜びをかみ締めた。

 若い世代に読まれていることについては、「もともと、アイドルの活動を通じてファンの方に夢や元気を与えたいと思っていて、そのツールのひとつとして小説を書いた。学生さんは受験などで『ちょっと行けなくて』という声を聞くことが多くて、申し訳ない気持ちだったので、今回のランキングでそういった方たちにも何かを届けられたかなと思う」と話した。

 報道陣からは「これからは“高山先生”?」と振られると、高山は「いえいえいえ!」と恐縮しながら「ポップに呼んでほしいです」とお願い。「ポップな感じで一実から『ズー』と呼んだり、あとは『カズ』とか。キングカズ(元サッカー日本代表の三浦知良)さんを思い浮かべる方が多いと思いますけど。実はフルネームを知らないんです。星とか付けないで、私はシンプルに『カズ』で!」と呼びかけた。

 メンバーからの反響も大きいようで、「『書店で見かけたよ』とか『ニュースで見たよ』というような連絡をくれるメンバーもいます。いいグループだなと改めて思いますね」としみじみと語った。

 実写化の妄想も膨らませているといい、高山は「(メンバーの)生田絵梨花ちゃんが『スケジュール空けてあるから実写化したら絶対出して』ってずっと言ってくれて。そんな予定はないんですけど、うれしいなって」と笑顔で明かした。