乃木坂46の4期生11人が9日、東京・豊島区の池袋サンシャイン劇場で4期生初公演「3人のプリンシパル」初日を迎えた。

 公演は、1幕でオーディションを行い、観客の投票によって2幕の「ロミオとジュリエット」の配役が決まるという、メンバーにはかなり過酷なものになっている。

 昨年12月に加入した4期生は、本番前の公開ゲネプロ後に囲み取材に応じ、それぞれ緊張した面持ちで思いを語った。

 田村真佑(20)は「4期生で初めて舞台をやらせていただく大切な機会。全員で全力で全公演、頑張っていきたい」。帰国子女の北川悠理(17)は小さな声で「普段しゃべるのが苦手。でも演技の時は大きな声で話せるし、気持ちが湧き上がってきて新鮮だった」と打ち明け「今回の舞台で自分の殻を破って強くなりたい。新しい自分に出会いたい」と力強く宣言した。

 また、掛橋沙耶香(16)は「私は運動音痴で不器用だけど、セリフを覚えたり感情を込めて演技をするのは得意なんだと気づいた。女優をやってみたいという気持ちになった」と語った。