アイドルグループ「乃木坂46」の人気メンバー堀未央奈(22)のポテンシャルは期待大だ。19日、都内で行われた「第11回 日本ブルーレイ大賞」に出席した堀。同賞は、1年間で最も優れたブルーレイソフトを表彰するもの。今回は2018年に発売された作品が対象となる。堀は同賞のアンバサダーを務めた。

 アイドルだけではなく、女優としても活動の幅を広げる堀が選んだ「アンバサダー特別賞」は、ベネチア映画祭をはじめ、数々の国際映画祭で評価された米映画「シェイプ・オブ・ウォーター」だった。

「物語が面白いと思ったのと、音や映像がステキで心をワシづかみにされました」とし、将来的には「自分の作品でこの賞をいただきたいです」と意気込んだ。

 そんな堀は6月28日公開の映画「ホットギミック」で初主演を務める。堀は「日々、吸収の毎日。表現方法とかまだまだ足りないものがあります」と女優業について語る。憧れの監督については「是枝裕和監督です。『海街diary』が好きで、一度お会いしてみたいです」と話した。

 テレビ局関係者は「堀さんは乃木坂の中でもトップ5に入る人気メンバーで、女優としての将来性を期待されています」と指摘する。

 堀自身は自分のことを「実力不足」と謙遜するが「現場では『ものすごく頭の良い子で、繊細な部分も持ち合わせているので、役者向き』と評価されている。でなければ、主演に抜てきされるわけないですよね」(前出局関係者)。

 来年の映画賞は堀が新人賞候補に挙がりそうだ。